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七人制ラグビー日本代表メンバー発表 リオ五輪の出場は?15人制との違いは?

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ラグビーワールドカップは、ニュージーランドオールブラックスとオーストラリア・ワラビーズの決勝戦でオールブラックスが連覇という結果で幕を閉じましたね。

 

今回のワールドカップは、日本の大活躍でラグビー人気が過熱しました。

 

まだまだ興奮さめやまない状態ですが、今度は七人制ラグビーの日本代表メンバー(セブンスジャパン)が発表され、新たな戦いが始まります。

 

七人制ラグビー日本代表は、来年行われるリオ五輪の出場権をめぐって戦うわけですが、15人制のラグビーでもよくわからないのに、7人制はいったいどんな感じ?15人制ラグビーと大きな違いはあるのでしょうか?

 

また、日本の強さはどれくらいでリオ五輪出場は果たせるのでしょうか?

 

 

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七人制ラグビーとは? 15人制ラグビーとの違いは?

 

七人制ラグビーですが、先ごろ熱狂した15人制ラグビーと比べると、

 

  • 基本的なルールは同じ
  • 同じ寸法のフィールドで行われる

 

というように一見大きな違いはありません。

 

ただ15人で守るラグビーに対して、7人で守らなくてはなりません。そのため15人制と比べると持久力とランニングスキルがより重視される競技だといえるでしょう。

 

また試合進行の中で、細かな点は15人制と7人制のラグビーはかなり異なっています。

 

 

大きな違いは試合時間に関するものです。

 

 

七人制ラグビー

  • 前後半各7分(同点の場合前後半各5分の延長戦) ※大会決勝では前後半各10分で行われることもある。
  • ハーフタイムは1分ないしは2分
  • コンバージョンはトライ後40秒以内
  • イエローカードは2分間の一時退場

 

15人制ラグビー

  • 前後半各40分
  • ハーフタイムは10分
  • コンバージョンはトライ後60秒以内
  • イエローカードは10分間の一時退場

 

このように7人制と15人制のラグビーでは試合時間に関してさまざまな違いがあります。7人制はよりスピーディーにゲームを進行するという感じですね。

 

 

その他の違いは、

 

七人制がスクラムが3人で組む(8人)

 

七人制が得点後は得点したチームのキックオフで開始(得点されたほうのキックオフ)

 

キックオフ時のミスは七人制が相手フリーキック(もう一度キックを行わせるかハーフウェイライン上でスクラムを選択。ほとんどはスクラムを選択する)

 

七人制が全てのコンバージョンキックやペナルティキックはドロップキック(プレースキックも可)

 

※( )内は15人制ラグビーのルール。

 

 

七人制ラグビー日本代表メンバーは? 15人制代表のメンバー入りは?

 

11月1日に以下のように七人制の日本代表メンバーが発表されました。

 

ポジション/名前所属チーム出身校身長/体重生年月日
FW/桑水流 裕策 コカ・コーラレッドスパークス 福岡大学 188cm 97㎏ 1985/10/23
FW/トゥキリ ロテ ダウラアコ 北海道バーバリアンズ 白鷗大学 188cm 98㎏ 1987/11/12
FW/大島 佐利 サントリーサンゴリアス 早稲田大学 181cm 90㎏ 1988/01/01
FW/レメキ ロマノ ラヴァ
ホンダヒート ランコーン高校 179cm 95㎏ 1989/01/20
FW/小澤 大 トヨタ自動車ヴェルブリッツ 流通経済大学 183cm 89㎏ 1989/05/08
FW/後藤 駿弥 ホンダヒート 関東学院大学 189cm 95㎏ 1989/12/04
FW/彦坂 匡克 トヨタ自動車ヴェルブリッツ 筑波大学 177cm 92㎏ 1991/01/18
BK/坂井 克行 豊田自動織機シャトルズ 早稲田大学 172cm 88㎏ 1988/09/07
BK/羽野 一志 NTTコミュニケーションズ 中央大学 184cm 86㎏ 1991/06/21
BK/後藤 輝也 NECグリーンロケッツ 山梨学院大学 177cm 80㎏ 1991/12/18
BK/合谷 和弘 流通経済大学(4年) 流通経済大柏 170cm 77㎏ 1993/04/21
BK/藤田 慶和 早稲田大学(4年) 東福岡高校 184cm 90㎏ 1993/09/08
BK/松井 千士 同志社大学(3年) 常翔学園高校 182cm 78㎏ 1994/11/11

 

 先のラグビーワールドカップのメンバーでは、BKの藤田慶和選手が唯一選出されていますね。それだけ7人制と15人制とでは違いがあるわけですね。

 

7人制ラグビーは、2016年のリオ五輪で初めて採用されるため五輪のデータはありません。ただ七人制ラグビーもワールドカップが開かれています。

 

ワールドカップの日本の成績は、一言でいうと“中の下ぐらい”。15人制と比べると、むしろ7二世のほうが強いという印象があります。

 

今回のリオ五輪のアジア予選香港大会は、優勝チームのみリオ五輪の出場権を獲得します。2位~4位の世界最終予選での成績で五輪出場が持ち越されます。

 

今回の大会のライバルは、韓国や香港。15人制ではアジア最強で全く寄せ付けないような力の差がありますが、7人制では韓国や香港も油断ができません。

 

ただ、自力では日本は一番ですので、この大会でしっかりと出場権を獲得してほしいところです。15人制に続いて感動を呼び起こすような試合を期待しています。