ソフトバンク大場翔太が中日へ金銭トレード 大場の年棒や実績は?
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昨日日本シリーズ制覇をしたソフトバンクから中日が大場翔太を金銭トレードで獲得しました。
大場といえば、その人並み外れた言動が有名ですが、問題も多くファンの間ではトレードなどで放出も時間の問題とみられていました。
選手層の厚いソフトバンクですから、まだまだたくさん有望な選手はいますからね。
ソフトバンク工藤監督にとっては、内心は厄介なものを放出できたと思っているかもしれません。しかし、やってくる中日にとっては高いお金を払って獲得したわけだし、「それなりに働いてくれない」と球団やファンも思っているでしょう。
今回はそんな心配の中日ファンのため、また気になるセ・リーグライバルチームのファンのために大場の年棒や実績などを調べてみました。
大場翔太は中日で再び輝くことができるのでしょうか?
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大場はドラフトで6球団が競合 ドラフトの同期は?
大場翔太といえば、ドラフト時代を思い出す人も多いはず。彼はドラフト時代その年の押しも押されぬ目玉選手で、なんと1巡目で6球団が競合するような超有望な選手でした。
2007年の大学・社会人ドラフトにおいて最大の目玉とされ、6球団(オリックス、横浜、ソフトバンク、阪神、日本ハム、巨人)から1位指名を受けました。
抽選の結果ソフトバンクが交渉権を獲得し、ソフトバンクに入団をします。
東洋大学時代に通算410奪三振と春から秋にかけての14連勝というリーグ新記録を打ち立て鳴り物入りでプロ野球入りした大場ですが、ルーキーイヤーは一瞬輝きを見せました。
いきなり初登板で初完封の離れ業。大物の片りんを見せました。
さらに快投は続き、4月5日のロッテ戦では7者連続三振を含む球団新記録の16奪三振で2度目の無四球完封勝利を記録。
とココまでは良かったのですが、結局1年目は3勝どまり。
ドラフトの同期といえば、この年は大学・社会人よりも高校生に有望な選手がいました。
大学・社会人ドラフトでは大場とともに人気を集め5球団が競合し楽天に入団した長谷部康平ですが、いまだ通算勝利が11勝とその期待に応えられていません。
高校生ドラフトでは、中田翔(大阪桐蔭高)、佐藤由規(仙台育英高)、唐川侑己(成田高)のBIG3が人気を集め、中田翔が4球団、佐藤由規が5球団、唐川侑己が2球団というように指名が集中した年でした。
まあ、これだけ指名が集中したのは、単にこの年のドラフトは不作の年だったからといえるかもしれませんね。
大場翔太の実績や現在の年棒は?
大場はドラフト時は2007年に上限いっぱいの契約金1億円+出来高5000万円でソフトバンクに入団しました。
大場の成績と年棒は
- 2008年 13試合に登板 3勝5敗 防御率5.42で年棒1500万円
- 2009年 22試合に登板 1勝4敗 防御率4.26で年棒1500万円
- 2010年 4試合に登板 1敗 防御率16.39で年棒1500万円
- 2011年 23試合に登板 7勝2敗 防御率2.55で年棒1150万円
- 2012年 10試合に登板 2勝5敗 防御率2.38で年棒2000万円
- 2013年 11試合に登板 2勝4敗 防御率5.26で年棒1600万円
- 2014年 2試合に登板 0勝0敗 防御率3.52で年棒1200万円
※年棒は推定
金銭トレードは、一般的には「年俸に応じた額」とされていて
「年俸額」=「選手の値段」という感じになっています。
今回の中日も推定ですが、1200万程度を支払ったといえるでしょう。もしかしてもう少し安いかも。
中日からすれば多少の出費ですが、素材が素材なだけに大場が復活すれば、“お得な投資”だったといえるでしょう。
仮に復活しなくとも、少なくとも大場の“宇宙人のような発言や行動”は一定の注目を集めるでしょうから、まあ損はないかなという気がします。
他球団のファンからすれば、大場の突然変異だけは勘弁してほしい所です。