セ・リーグ個人投手タイトル2015 歴代受賞者あの人の成績は?
SPONSORED LINK
前回はセントラル・リーグの個人打撃タイトルを紹介しましたが、今回は投手部門。最多勝はあの人が受賞しました。
最近はパ・リーグを中心に大物投手はメジャーへ挑戦しがちですが、今年もセントラル・リーグで活躍した投手がメジャーへ挑戦する意向をあらわすかもしれません。
メジャー挑戦も気になりますが、まずは今年のタイトルです。終盤戦は優勝争いやCS進出争いとともにタイトルをめぐって火花を散らしていいましたからね。
詳しいプロフィールとともに、歴代受賞者の今も併せて調べてみました。
SPONSORED LINK
最多勝利
前田 健太(マエダ ケンタ) 広島
15勝
1988年4月11日(27歳)プロ9年目
出身 大阪
母校 PL学園高
高校時代は、大阪府大会で大阪桐蔭と甲子園出場をかけて激しい試合を繰り広げました。当時の大阪桐蔭は前田健太の1年上に平田良介・辻内崇伸。1年下には中田翔がいました。
高校の同期は、なんといってもこの人田中将大。その他にも堂上直倫、大嶺祐太、増渕竜義坂本勇人、吉川光夫など。この年は高校ドラフトがあり、坂本、吉川以外の4人は複数指名。前田健太は広島が一本釣りし大成功でした。
この世代は俗に“マー君世代”ともいわれ素晴らしい選手をたくさん輩出しています。大学に進みましたが今年パ・リーグで首位打者争いを繰り広げた柳田悠岐と秋山翔吾もこの世代です。
ドラフト同期の主な選手は、上記の5人に加え、大隣憲司、小松聖、大引啓次、永井怜、嶋基宏、浅尾拓也など。高校生に逸材が多い年でしたね。
近年の最多勝ホルダーの成績は、
メッセンジャー(神)2014年最多勝 9勝 12位
山井大介(中)2014年最多勝 4勝 圏外
小川泰弘(ヤ)2013年最多勝 11勝 6位
安定した勝ち星をあげる人、復活した人、低迷している人様々です。前田健太がメジャーに挑戦するとなると来年は阪神の藤浪や巨人の菅野が有力候補でしょうか。
最優秀防御率
ジョンソン(ジョンソン) 広島
1.85
1984年10月14日(31歳)プロ1年目
出身 アメリカ
パイレーツなどで活躍
ジョンソンは2006年ドラフト1巡目で
ボストン・レッドソックスから指名を受けています。なかなか将来を期待されていたようです。
その後はマイナーでそれなりの活躍をするがメジャーではそれほど目立った成績はない。今年広島に入団しいきなりの大活躍です。
結婚もしており、奥さんのブログからも日本の生活をエンジョイしている様子。
ChopstixChic | A lifestlye blog.
近年の最優秀防御率ホルダーの成績は?
菅野と前田は安定しています。注目は吉見。今年登板が少ないながら完全復活を予感させる投球を見せてくれました。かつてのような輝きを取り戻せるか来年が楽しみです。
勝率第1位投手
マイコラス(マイコラス)巨人
.813
1988年8月23日(27歳)プロ1年目
出身 アメリカ
パドレスやレンジャーズなどで活躍
メジャー通算4勝。巨人では1年目より大活躍。本人とともに美人の奥さんが有名。
近年の勝率1位投手の成績は?
山井大介(中)2014年勝率第1位投手 圏外
小川泰弘(ヤ)2013年勝率第1位投手 .579 6位
勝率1位になるには打線の援護も必要なので打者に信頼されるような投手になり、運も味方につけなければなりませんね。
最多セーブ投手
バーネット(バーネット) ヤクルト
1983年11月9日(32歳)プロ6年目
出身 アメリカ
呉 昇桓(オ スンファン) 阪神
1982年7月15日(33歳)プロ2年目
出身 韓国
41セーブ
バーネットとオスンファンは対照的。クールなオスンファンは最後のバッターを打ちとってもさほど大きな喜びを表さない。一方バーネットは雄叫びを上げガッツポーズを派手に行う。その姿はバーネットダンスと称されるほど。
近年の最多セーブ投手の成績は?
呉昇桓(神)2014年最多セーブ投手 41 1位
バーネット(ヤ)2012年最多セーブ投手 41 1位
バーネットとオスンファンが安定していますね。藤川は岩瀬はかつての絶対的押さえ投手で文句なしの活躍でしたが、来年は現役続行を続けられるかどうかの瀬戸際ですね。
最優秀中継ぎ投手
福原 忍(フクハラ シノブ) 阪神
39HP
1976年12月28日(39歳)プロ17年目
出身 広島
不倫騒動で問題になってしまったあの二岡智宏とは小学校から広陵高校まで同じ。広陵高校時代は高校3年時に新井貴浩を擁する県立広島工業高校に予想に反して広島大会で敗れてしまう。
ドラフトの同期は、松坂世代が高卒の時代で大学生や社会人にも有望選手がたくさんいたため後の逸材がたくさん。あの松坂でさえたった3球団しか指名が重複しなかったほど。
主な選手は、松坂大輔、古木克明、福留孝介、岩瀬仁紀、上原浩治、二岡智宏、東出輝裕、新井貴浩、藤川球児、赤田将吾、建山義紀、森本稀哲、藤井彰人、小林雅英、里崎智也など。なお新垣渚はオリックスに指名されたが入団を拒否。
近年の最優秀中継ぎ投手の成績は?
マシソン(巨)2013年最優秀中継ぎ投手 31 5位
福原が2年連続でベテランながら頑張っています。CSではオスンファンがけがのため押さえ投手もこなすほどチームになくてはならない存在になっています。マシソン・山口も相変わらず強力ですね。
最多奪三振
藤浪 晋太郎(フジナミ シンタロウ) 阪神
221奪三振
1994年4月12日(21歳)プロ3年目
出身 大阪
母校 大阪桐蔭高
藤浪といえばドラフト時は大谷との2枚看板。2人とも日本代表侍ジャパンに選ばれ将来の日本を背負うエース候補。
ドラフトの同期は、菅野智之、福谷浩司、小川泰弘、北條史也、白崎浩之、井納翔一、大谷翔平、増田達至、東浜巨、則本昂大、松永昂大、松葉貴大など。
近年の奪三振王の成績は?
阪神の選手が多いの目立ちますね。杉内は今年調子が悪かったですが能見は今年復活の兆しを見せました。