夏の甲子園で全国優勝がない都道府県は？　意外なあの県が登場 - トレンドニッポン　今気になるこれって？

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夏の甲子園、高校野球の季節がやって来ました。昨年は、清宮やオコエなどスター選手の登場で盛り上がりましたね。

今年も「BIG3」など注目を集める選手がおり、暑い夏をさらにヒートアップしてくれそうです。

スタープレイヤーの活躍も甲子園の見どころの一つですが、一番の興味はどこが優勝するかですよね！　

深紅の優勝旗を手にするのはどこの高校なのでしょうか？

ところで、この深紅の優勝旗を手にした優勝校ですが、都道府県別に見ると一番回数が多いのが大阪府の12回。

続いて愛知県の8回、和歌山、広島、兵庫、東京、神奈川の7回となります。いづれの都道府県も強豪校の代名詞的な存在がすぐ浮かんで来るようなところばかりです。

たくさん優勝している都道府県がある一方で、残念ながら全く優勝していない県もあります。その中にはあの強豪校がある意外な県も含まれています。

関東は、優勝7回を誇る東京と神奈川など強豪の都道府県が多いというイメージを持つ人も多いでしょう。

早実、日大三、帝京、横浜、東海大相模など強豪校が多いですからね。事実関東はある1県を除いてすべて夏の高校野球の全国制覇の経験があります。

その1県ですが、意外にも埼玉県が夏の甲子園で優勝経験がありません。

「そんなことねえよ、埼玉にはプロ野球選手をたくさん輩出している高校があるよ」

「優勝したこと見たことあるよ」

という人もいるでしょう。

確かに埼玉には、「浦和学院」、「春日部共栄」というビッグネームもあるし、最近では「聖望学園」、「花咲徳栄」などの強豪校も登場しています。

埼玉で一番の強豪校である浦和学院は、事実春のセンバツ大会では優勝をしています。平成25年ですから、つい最近のことです。

センバツ大会の優勝のイメージで、夏の優勝もあると思った人もいたかもしれませんが、浦和学院は夏の甲子園では優勝経験がありません。

春日部共栄が夏の大会で、かつて準優勝という経験ありますが、優勝はないのです。

優勝旗が白河の関を越えるかどうかは、よく話題になります。つまり、東北勢が優勝するかどうかということですね。

実際には、ヤンキースの田中将大選手が駒大苫小牧時代に優勝をしているので、白河の関は越えてはいるのですが^^;

東北勢がまだ優勝経験がないことはわりと有名なのですが、エリアでいうと北陸の3県も優勝がありません。

北陸といえば、真っ先に思い浮かぶのが、石川県の星稜や福井県の敦賀気比でしょうか。

敦賀気比は巨人の内海投手の出身校で昨年春のセンバツ大会で優勝をしているので、強豪校というイメージは強いでしょう。

また、星稜といえば松井秀喜や箕島高校との球史に残る激闘が思い浮かびます。ファンも多い学校ですよね。

そのようなビッグネームがありながら、北陸にはまだ優勝がありません。富山県がベスト8、石川県が準優勝、福井県がベスト4という最高結果に甘んじています。

こちらの記事によると、夏の甲子園で優勝経験がない都道府県は19。

その都道府県はこんな感じで、それぞれの最高成績です。

東北勢は、確かに優勝はないですが、準優勝は青森、秋田、宮城、福島があり惜しいところまではいっています。

最近では八戸学院光星が、2年連続で準優勝ということもありましたからね。

地元近畿は強豪府県が揃っている印象ですが、滋賀だけは優勝経験がありません。確かに滋賀県ですごい強い高校となると、思い浮かべられる人はそれほど多くないかもしれません。

九州は強豪校が多いというイメージがありますが、意外にも4県は夏の甲子園で優勝経験がありません。

ただし、その内熊本、宮崎、鹿児島は準優勝を経験していますから、惜しいところまではいっています。

さて、今年の夏の甲子園、今ままで優勝経験がない県が新たに、深紅の優勝旗を手にするのでしょうか？楽しみデスね。