阪神ドライ1の高山の初の屋外フリーが凄すぎる 新旧の大物ルーキーと比較してみた
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阪神のドラフト1位高山がいきなりその大物ぶりを見せました。ケガの手術の影響もあり、1軍キャンプには帯同せず2軍スタートとなった高山です。しかし、初の屋外フリー打撃が衝撃的でした。
なんとさく越え20本!そのうち5本は場外弾という新人とは思えないですね!
高山は、どちらかというと率を稼ぐ中距離打者というイメージがありました。しかし、これだけさく越えできる力があるとは、長距離も十分に期待できますね。
この結果に掛布2軍監督も大興奮。金本監督の耳にも届いているはずで、ファンも首脳陣も今後の活躍に期待するばかりです。
今回は度肝を抜かれた高山の初フリー打撃がどれだけ凄いのか、新旧の大物ルーキー達と比較してみました。
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注目のロッテドライ1平沢の屋外初フリーは?
今年のドラフト野手で注目の選手といえばロッテのドライ1平沢大河。将来性のある逸材として期待されていますね。
その平沢大河も2月2日に屋外初のフリー打撃を行い絶賛されています。
52打数21安打&6本塁打ということで、さく越え6本。さく越え率は.115という結果
この結果にロッテ伊東監督は大満足。13日に行われる台湾ラミゴとの交流試合第1戦に『1番・遊撃』で先発させると明言しました。
高卒ルーキーながら頑張っていますね。ちなみにこのさく越え6本という成績はあのゴジラ松井こと松井秀喜の屋外初フリーの成績よりを超えています。
松井秀喜や中田翔の新人時代の屋外初フリー打撃は?
松井は1993年2月1日、宮崎で屋外初フリー打撃で48打数4本塁打さく越え4本。さく越え率は.083という結果。
ゴジラ松井を超えるとは将来有望ですね。その他の高卒ルーキーですと、
中田翔が2008年2月1日に名護市営球場で36スイングで6連発を含む13本塁打さく越え13本。さく越え率は.361という結果。
中田翔は今や日本代表の4番打者として活躍する選手になりましたからね。
ちなみに今年ブレイクがあるのでは期待される昨年の巨人のドラフト1位岡本和真は、2015年2月1日にひむかスタジアムで42スイング中さく越え0。さく越え率は.000という結果。
阪神のあの大卒選手の新人時代の屋外初フリー打撃は?
平沢大河をはじめ大物選手のルーキー時代の屋外初フリー打撃の結果を見てきました。緊張のあまりほとんど自分のバッティングができなかった選手もいます。緊張だけでなく気合で空回りなんて人もいたかもしれません。
大物ルーキーといっても参考にしたのは高卒選手ばかり。高山は六大学のスター選手と高卒ルーキーを比べるのはもしかして高山に失礼かもしれません。
それでは続いて、大卒出身それも同じかつての六大学のスター選手と比べてみましょう。先輩の鳥谷敬です。今年も阪神の中心として活躍が期待されますね。
鳥谷が新人の時も相当期待されていました。高山と同じ左打者で率が残せる中距離ヒッタータイプというのもどこか似ていますね。
ただ鳥谷は守備の要ショートというポジションでしかもゴールデングラブ賞を獲得するプレイヤーでもあるので、高山は打撃では鳥谷を上回る活躍を期待してしまいますが。
鳥谷のルーキー時代の初の屋外フリー打撃は沖縄の自主トレ時の結果を。32スイングでさく越え7本。さく越え率は.218という結果。
この結果は当時岡田監督をはじめ首脳陣や正捕手の矢野をうならせました。またショートのポジションを争うことになる藤本選手の表情が次第に固くなったという逸話が残っています。
そして鳥谷のその後は阪神ファンがご存知のように大リーグ一歩手前までの選手に成長したわけです。
それでは、高山の屋外発フリー打撃はどうでしょう? 高山は2軍キャンプの安芸市営球場で59スイング中さく越え20。さく越え率は.338という結果。
軽く鳥谷を超えています。しかも高山は昨年のケガの影響もある中でです。あの長距離砲の中田翔にも劣らない結果です。これにはファンや掛布2軍監督から驚きの声が上がっていました。高山選手今後期待できそうですね。掛布と同じ千葉県出身。ミスタータイガースの後継者として活躍してほしいです。
ちなみに1軍キャンプでは、今年ブレイクを予感させる掛布監督一押しの横田選手もその非凡な才能を見せています。高山とあわせて将来のクリーンナップを担ってほしいものです。