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健康ゴールド免許は愚策なのか? 理念は悪くはないが問題も多い

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「健康ゴールド免許」創設が自民党の若手議員から上がっています。

 

日本は超高齢化社会によって、医療費の増大が問題視されています。医療費を抑制しなければ国の財政も破綻してしまうような状況なのです。

 

ただ、現実は高齢者はますます増えるわ。不健康な生活を送っている人はますます増えるわという世の中に。

 

これでは日本の未来がお先真っ暗という感じですが、そのための政策のひとつが「健康ゴールド免許」なのですが、ちょっと批判も多いようです。

 

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政界のプリンス小泉進次郎らが提言

 

今回話題になっている健康ゴールド免許ですが、その提言をしたのが政界のプリンスで自民党の人気を支えるひとりでもある小泉進次郎氏です。

 

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 ハンサムで演説も巧い。しかも小泉元首相の息子という政界のサラブレッドですから人気も高いですね。

 

その人気者が提言した「健康ゴールド免許」ですが、確かに医療費抑制につながる可能性はありそうですが、問題があると批判の声が聞こえてきます。

 

 

健康ゴールド免許ってどんな制度?

 

健康ゴールド免許とは、車のドライバーが一定期間無事故無違反でいると、免許の更新が簡易になるものを真似た制度です。

 

具体的にどのような制度かというと、個人ごとに検診履歴などを把握し、健康管理にしっかり取り組んできた人たちを「ゴールド区分」にして、自己負担を低く設定するという仕組みです。

 

確かに医療費を抑制することは、国の急務なのは間違いありませんし、やらなければいけません。

 

そのため一見この制度も良さそうなのですが、朝日新聞は次のように批判をしています。

 

www.asahi.com

 

記事では健康ゴールド免許制度は、うまくいかないし、たとえうまく行ったとしても実行すべきでないと訴えています。

うまくいかない理由に上げているのが、


定期検診が医療費を抑制するとは限らない。


まあ、単純に考えて、検診によって病気が発見されれば、その治療にもお金がかかるので医療費は抑制できないという論調でしょうか。

 

この点は、小泉氏も定期検診で病気が早期発見されれば、大掛かりな治療も必要もないという意味もあると思うのですが。

 

予防医学は大事な日本の国民が健康的に暮らせる事で重要なことですが、医療費の抑制のためにすべきじゃないということも指摘しています。

 

 

貧富の差をさらに広げる結果にも

 

確かに自分は健康に気を使い、病気をしないようにしているのに、世の中には健康に全く無頓着な人もいます。

 

健康に気を使っている人は、そのような人を見ると、自分と同じような医療費の負担をしていないのであれば、何だか自分たちが不健康な生活を支えているような不満もあるのは理解できます。

 

ただ、それが健康診断の履歴などが理由となるとちょっと貧富の差によって有利・不利も出てくるでしょう。

 

例えば大企業などで福利厚生がしっかりした所は、社員の健康も気にして質の高いお金のかかる健康診断が受けられる場合があります。

 

一方例えば、フリーターなどで国民健康保険をかけていたり、中小零細企業に勤めているような人になると、最低限の健康診断しか受けられない場合もあるでしょう。

 

これでは、持つものはますます負担が少なくなり、持たないものはますます負担が大きくなるという問題も出てきます。

 

健康ゴールド免許は、理念としては悪くないのですが、制度を創設するために、できるだけ健康管理に取り組める環境づくりを平等にしなければなりません。

 

確かに自己責任も大事なのですがね。

 

それよりも、今の医療の現場でも、ちょっと悪いものが見込まれる場合は、やたらと再検査をして、収入にしようとする病院の姿勢もどうかなという感じもします。

 

私なんかも胃潰瘍の疑いがあると、胃カメラの検査をしましたが、カメラを入れてほんの一瞬で異常なしと言われました。

 

その時は、苦しい思いをし、本当に再検査が必要だったのかという気がしましたね。