2020年の東京五輪の総経費が3兆円を越すかも ロンドン五輪と比較して唖然とした
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東京オリンピックの総経費が大変なことになっています。
当初、招致の段階では世界一コンパクトなオリンピックということで、あまりお金のかからないはずだったのですが。
その金額なんと3兆円を越すことになりそう(・.・;)
いったいどこからそのお金は出てくるのでしょうか?
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2020東京オリンピック招致段階の予算は?
今回東京都の調査チームによって明らかになった五輪開催の総経費ですが、その金額は3兆円を越す可能性があるようです。
現段階で明るみになった総経費ですから、オリンピックの組織委員会はじゃぶじゃぶお金を使っていますから。
知事が変わらず、その予算が明らかにされなかったら、いったいいくらになっていたんだろう(・.・;)
マスメディアも正義ぶって、この問題を叩いていますが、新国立競技場問題から推測して、個々の施設を考えれば、もっと追及はできたと思うのですが。
追及がどう考えても甘すぎでしたね。
豊洲問題もそうなのですが、今となって連日のようにバッシングの報道がなされていますが、
「建設前になぜ追及しなかったの?」
という感じは否めません。
では、東京オリンピックの招致の段階では、どのような予算の計画があったのかというと、
たったの約3,500億円(・.・;)
と2013年の立候補ファイルでは、そのように見積もられています。
そして、この予算は、スポンサー収入やチケット収入などの民間の資金によって賄われるはずでした。
まあ、これぐらいの金額でしたらね。
ところが!
あれよあれよと明るみになる、予算の高騰。
2015年11月末には、組織委員会が1兆円を超えるとの資産を出しています。
まあ、元々3500億円ともいっていた方々たちですから、当然この数字も信用できるものではありません。
今年2016年の7月には森会長の記者会見での発言で、「2兆円を超える」というびっくり仰天の発言が飛び出します。
さらに、今回の調査チームの資産によっては3億円を超えそう。
まあ、たしかに「1兆円を超える」も、「2兆円を超える」も嘘ではないのでしょうが、3億円以上ならね。
それにしても、1兆円超→2兆円超→3兆円超
とよくまあ、この短い間に予算が跳ね上がりますね。
単位が1兆円ですから、試算の見積もりを間違えるほうが難しいですよ。この単位なら。
森会長は、予算高騰について、ロンドン五輪のことにも言及していますがロンドンはどうだったのでしょうか?
ロンドンオリンピックの総費用と比較して唖然とした
ロンドンオリンピック・パラリンピックの総費用については、こちらの記事が参考になります。
記事によると、イギリスの政府の発表では、総費用は89億2000万ポンド。日本円で約1兆1350億円。
1兆円を超えるぐらいですね。
この数字ですが、予算が92億9800万ポンド。日本円で約1兆1830億円。
つまり、予算を約480億円ほど下回ったことになります。
1兆円を超えるのも、たしかに費用としては決して低くはないのですが、予算を下回ったのは一定の評価ができます。
それに比べて東京はどうなのでしょう。
3500億円が3兆円超え。
これなら、ほとんど詐欺ですね。
ちなみにロンドンは物価が高いことでも有名です。
日本の中では、かつてのバブルの時代からの常識で日本は物価が高いと思っている人も多いですが、今はそうではありません。
ロンドン地下鉄の初乗りが1000円近くするのは有名な話しです。
地下鉄だけでなく、ちょっとした外食でも軽く1000円は超えます。コンビニでサンドイッチを買うだけで500円を超えるような世界なのです。
東京のように吉野家で食べれば、500円でお釣りがきたとか、ランチはワンコインなんて世界はロンドンにはないのです。
にも関わらずこの予算の違い。
いったい何なのでしょうかね?
組織委員会などは、いつも建設資材や人件費の高騰を口にします。
確かに、建設資材や人件費の高騰はあることはあります。
でも、それが通常の予算の数倍に膨れる理由になるかというと、そうではありません。
少なくとも、工事現場で働く人たちが、ウハウハな生活になったという話は聞いたことがありませんね。