脳科学で認められた最強の勉強法って本当に最強? 効率の良い方法じゃないと無駄が多い
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大学受験や資格試験などの勉強は大変です。特に難関大学や難関資格になると、費やす勉強の時間も必要だし、問題のレベルも高くなります。
脳科学で認められた最強の勉強法がニュースで紹介され話題となっています。
最短で試験に合格するためには、効率のよい方法が欠かせません。今回は効率のよい勉強法について考えてみます。
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脳科学で認められた最強の勉強法は本当に最強か?
「脳科学で認められた最強の勉強法3選」という気になるニュースです。
最強の勉強法3つはこれ。
- 問題を解くと「覚えたい」意識が高まり、結果成績が上がりやすい
- 勉強する場所を変えると、思い出す「キッカケ」が増え記憶力が高まるらしい
- 睡眠をとる方が、より深く記憶に留まり、理解も深まる
なるほどという感じです。脳科学で認められたとなると、無条件で信じたくなりますが、果たしてこれらの勉強法は最強なのでしょうか?
問題を解くと「覚えたい」意識が高まり、結果成績が上がりやすい?
問題を解くとことでより頭に入りやすくなります。参考書や教科書を読んでインプットするだけではなかなか頭に入りにくいです。
しかし、問題を解いてアウトプットすることで、記憶に残りやすいというのは、多くの人が説く勉強法です。
人によっては、問題を解くことを凄く重視する人もいます。中には、「参考者は読まずに最初から問題集をやる、ただし問題を解くのではなく解説を読め」という人もいるぐらいです。
問題を解かないことを重視しない人はたぶんいないんじゃないでしょうかね。いろいろ勉強法の本を読んできましたが、そんなことをいう本はありませんでした。
問題を解くことはかなり効率の良い勉強法ではないかと思われます。
勉強する場所を変えると、思い出す「キッカケ」が増え記憶力が高まる?
勉強する場所を変えると、思い出す「キッカケ」が増え記憶力が高まるかどうかについては、実験で勉強する部屋を変えたグループの方が部屋を変えていないグループよりも単語を思い出す数が多かったようです。
この実験で絶対に勉強をする場所を変えた方が良いかどうかは断言しかねますが、ただ、記憶のキッカケを作ることはとても大事です。
何気なく参考書や教科書を読んでいるだけでは、なかなか頭に入りません。知識を記憶するためには、何らかの引っ掛かりがあることが重要なのは確かです。
世の中には様々な暗記法の本がありますが、そのほとんどは何らかの記憶する引っ掛かりを利用するものです。
たとえば語呂合わせなんかもそうですよね。語呂合わせで記憶のキッカケを作り暗記しやすくなるのは、多くの人が経験しているはずです。
部屋を変えるだけでは、記憶のキッカケにできるかどうかは微妙です。しかし、部屋を変えて覚えたいことを何かと結びつけると、より記憶に残りやすくなるでしょう。
睡眠をとる方が、より深く記憶に留まり、理解も深まるのは本当?
勉強法の本でしっかりと睡眠をとることを推奨する人はたくさんいます。というより、ほとんどの人はしっかりと睡眠をとりなさいといいます。
これには、体調の問題もあります。睡眠をしっかりと取らないと、体調が悪くなり結局勉強の質も悪くなることもありますから。
また、記憶自体も睡眠をとることでより強固になると言う方々もたくさんいます。寝ている間に知識が整理されるようです。
司法試験予備校のカリスマ講師の伊藤真先生も、そのようなことを説いていました。
夢をかなえる勉強法 [ 伊藤真 ]
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睡眠前は記憶のゴールデンタイムということで、暗記したいことを勉強すると良いようです。
定期テスト前に、一夜漬けで徹夜で勉強したという人も多いでしょうが、一夜漬けが通用するのはせいぜい範囲の指定される定期テストです。
範囲の広い受験や資格試験では一夜漬けは通用しません。だって試験前に一夜漬けでやったことが、必ず出題されるとはいえないからです。
試験で通用する強固な知識を作るためには、繰り返しの学習が大事です。そのためには睡眠時間を削るのではなく、規則正しい生活をし毎日の勉強が重要。
睡眠時間を削るのは、他に削る時間がなく最終的な手段だと思ってください。それよりも無駄な時間は生活の中にたくさんあるはずですから。