2016年夏は暑くなる? NASAの観測結果は「史上最も暑い年」
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昨年2015年は西日本などでは冷夏でした。2014年も冷夏で2連続で比較的過ごしやすい夏だったことになります。
8月には、連続で猛暑日を記録したこともあったので、冷夏というイメージはないかもしれません。
しかし、全般的には天気が悪く、台風の接近も多く平年よりも気温は低いという傾向でした。
では、今年の夏はどうなのでしょうか? NASAの観測結果ではおそろしい結果がでていますが果たして?
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NASAの気になる観測結果
こちらのニュースによると今年の4月は、NASAによると過去最高に暑かったということ。
NASAによると、2016年4月の気温と海水温は1951年から1980年の平均気温に比べて1.11度も上回りました。また気温と海水温の上昇は今年の4月だけでなく、去年からすでに7ヶ月も1度以上上回り続けています。なお、過去最も暑い4月は2010年に記録された0.87度の上昇というものでした。
さらに今年の夏も過去最高の過去最も暑い年になるとNASAが予測をしているとのこと。
With Apr update, 2016 still > 99% likely to be a new record (assuming historical ytd/ann patterns valid). pic.twitter.com/GTN9sPL2D7
— Gavin Schmidt (@ClimateOfGavin) 2016年5月14日
今年の4月は確かに暑かったのですが、NASAは世界のことよりもアメリカ基準で述べているような気もします。
また、仮に世界全体の平均が暑かったとしても、日本はそれほどでもない場合もあるでしょう。実際日本はどうだったのでしょうか?
確かにアメリカだけでなく世界各地で暑かったというニュースはあります。インドは平年より4~5度高かったようで尋常ではありません。
日本では過去最高とまではいきませんが、平年よりは暑かったようです。
北日本では平年よりも0.8℃程度高めでしたが、、東・西日本と沖縄・奄美は1.6℃それぞれ平年よりも上回っていた事になっています。
ただ、雨も多かったため、雨のおかげで平均気温が下がったということもありそうです。雨が少なければぐっと気温が上がっていた可能性もあります。
NASAの観測結果もアメリカ特有ではなく、世界的な傾向はありそうです。また日本もどうも同じような傾向がありそうです。
今年の夏はラニーニャ現象の影響?
気象状況に影響をあたえるものとして、「エルニーニョ現象」が有名です。エルニーニョ現象の影響もあり、2年連続冷夏だったわけですが、今年6月にはその影響がなくなる見込みです。
かわりにラニーニャ現象が発生する可能性が高いようです。
ラニーニャ現象はエルニーニョ現象と逆で、太平洋の南米ペルー沖付近の海水温が低くなり、温かい海水が太平洋の西側へ押しやられます。
そのため、ラニーニャ現象が生じると、日本付近では太平洋高気圧に覆われやすくなります。そのため、夏は暑くなります。また放射冷却でしょうか、冬は寒くなることが多くなるそうです。
エルニーニョ現象が終息して、ラニーニャ現象が生じるのは2010年以来だそうです。2010年は北日本や東日本では記録的な猛暑を記録しています。
前述のNASAの観測でも、2010年4月が最も暑かったのですが、今年はそれを上回っています。日本の2010年と似たような状況ですね。
となると、今年の夏は気象庁もNASAも警告するように、相当暑くなるのが濃厚ですね。
猛暑を考えると、今からうんざりしそうですが、熱中症対策はしっかりと考えておきたいところですね。
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