熊本・大分は今夜から雨の予報 地震後の強い雨風でさらなる被害が心配
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被害が拡大している平成28年熊本地震ですが、さらに追い打ちをかけるように今夜からは九州地方で雨が降る予定です。
風雨が強まる予報で、被災地に影響を及ぼす可能性があります。これ以上の被害の拡大がとても心配です。
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余震が続く被災地
4月14日に起こった最大で震度7を記録した平成28年熊本地震ですが、実はその地震は前震であって、16日の大きな地震が本震だったという衝撃的なニュースが流れてきました。
今なお、余震が頻発する被災地ですが、さらに追い打ちをかけるように今夜から九州地方は雨となる予報です。
お雨となる荒れた天候に
今夜からの九州地方の天候は、雨風とも強まり荒れた天候になるようです。熊本では今夜から本降りの雨となる模様です。雨は、明日17日の朝方まで続き、家屋が倒壊するなどして、避難を余儀なくされている方々には不安の夜になりそうです。
荒れた天候となると気になるのが、2次災害です。道路の亀裂など崩壊している場所もありますが、さらに崩壊具合が大きくなるかが心配です。
2次災害で気になるのが、地震によって崖などに亀裂が入っている可能性があること。道路の亀裂などはわかりやすいですが、崖などの亀裂は容易にはわからないでしょうから。
崖に亀裂が入っており、そこが雨によって崩れる土砂災害の危険性があります。地震によって地盤が緩んでいる箇所もあると思われます。雨によって、そのような地盤が緩んでいる場所はがけ崩れの可能性が増します。山間部にお住まいの方々は十分に警戒をして欲しいと思います。
被災地での復旧作業の遅れが心配
現在被災地では、多くの関係者の方々の尽力で、1日も早い普及へと向かっています。ただ、今回の雨によりその復旧が遅れることが懸念されます。
雨、しかも本降りの雨となると、屋外で行われる普及の活動はなかなかできません。そのためどうしても復旧計画に遅れが生じる可能性があります。
また、復旧だけでなく被災者への支援活動にも影響するかどうかも心配ですね。
救いなのは、それほど冷たい雨にならないことでしょうか。14日の雨で被災者の方々が寒い夜空で夜を過ごした光景を目にしましたが、今回は南風が入っての雨なので、気温は、夜でもそれほど下がりません。
今週半ばにはさらに雨の予報
明日の午前中ぐらいには雨が止む予定ですが、今週の中頃にはまた雨が降るような予報になっています。この時期は周期的に天気が変わるので、仕方ないですが、せっかくの起動に乗りかけた災害支援が中断されないかが心配ですね。
被災地の1日も早い復旧をお祈りしています。