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千葉の保育園開園中止が全国に波及しないか心配 騒音による資産価値下落を懸念

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千葉の市川市で起こった私立保育園の開園中止のニュースが大きく波紋を広げています。時は、保育所不足、待機児童が問題になっているだけに、多くの人が敏感になっています。

 

さらに、保育園の子供の声を気にするとなると、園児がはしゃぐ昼間の時間。仕事を持っている世代は、通常昼間は働きに出ているので、騒音は気にならないはず。そのため今回、子供の声が騒音と言っている人たちは、仕事を引退した老人ではないかとの憶測もあり、まるで世代間対立の様相もみられます。

 

今回の市川市の保育園の開園中止が、今後全国に波及しないのか?また類似の事例として、公共物として必要なものが建設できないという事態が増えていくことの懸念があります。

 

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子供の声がうるさいという理由で保育園の開園中止は過去例がない

 

問題になっているのは、こちらのニュース。ブックマークの多さからも、その注目度が分かります。

mainichi.jp

 

「子供は元気が一番!」。元来、日本でも子供は外で元気よく遊ぶことが奨励された時代もありました。ただ子供の声がうるさいという理由で私立保育園の開園が中止になったことは、非常に残念なことです。

 

このニュースについては、ものすごい批判が寄せらています。千葉県の市川市では現在、待機児童が373人もいてるのですから、特に子育て世代の反発も理解できます。

 

音をどのように感じるかは個人差があります。ある音に対して、まったく気にならない人もいれば、逆に我慢ならないという人もいます。

 

日本は海外と比べて音に対してとても敏感です。公共交通機関等でも、静かにすることがマナーであり、とても静かな環境に慣れています。そのため、周辺に騒音をもたらすものができるとなると、反対したくなる気持ちは一応理解できます。

 

道路などもそうですよね。幹線道路などができるとなると、一気に騒音も含めて生活環境が変わりますから。道路建設で全国いろんなところで反対運動が起こっていますからね。

 

個人的には、現在のマンションは中学校の校舎のすぐ近所に位置します。そのため、体育の授業や部活などでしょうか、子供の大きな掛け声がよく聞こえてきます。また、伊丹空港の着陸の空路に位置しているため、ジェット機のものすごい音が鳴り響くときもあります。

 

それでも、特に大きな不満はありません。まあ仕方ないかなという感じです。仮に飛行機や中学校ではなく、保育園の園児の元気な声だったら、もっと何も思わないような気がします。

 

 

保育園ができると資産価値下落につながる

 

こちらの記事では、保育園ができることが資産価値下落につながっていくのではないかと指摘されています。

 

http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakajimayoshifumi/20160412-00056511/

 

今回、保育園ができて、子供の声がうるさいと思う人達の存在が大きくニュースで取り上げられました。このニュースに対しては、反発が目立ちますが、同時に共感を覚える人もいるでしょう。

 

もし、今回のような保育園の建設反対の動きが相次げば、不動産価格に影響をおよぼす可能性があります。つまり資産価値が下落する可能性です。

 

子供の声がうるさいから、引っ越したくないという人が多ければ、需要と供給の関係で資産の価値は下がる可能性がありますからね。

 

となると、資産価値下落を恐れて、今回のように保育園の建設計画が持ち上がり、周辺住民がよりいっそうに反対する行動に出ないかが心配ですね。言葉は悪いですが、「自分たちもゴネたら同じようになるのでは?」と期待して。

 

今回の市川市の事例は、行政や保育園はもっと粘り強く周辺住民と交渉をして欲しかったですね。安易に開園中止という結論にいたったわけではないでしょうが、今後の動向が気になりますね。

 

でも、今回保育園の建設反対ということですが、騒音を気にする人で付近に鉄道の駅ができるということになればどうなんだろう?と考えてしまいまいした。

 

今まで駅から遠かった場所に、鉄道の駅ができるとなると、資産価値は一気に上る可能性があります。鉄道は子供の声よりはるかにうるさいですが、やっぱり反対するのでしょうかね?ふと思ったことですが。