大学受験 就職に有利な学部・学科はどこ? 後悔する人も多いのは本当?
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大学受験で志望校を選ぶのに一つの指針となるのが就職の有利さですよね。単純に考えると偏差値が高かったり、歴史が古く名門といえる大学ほど就職には有利。
だからみんなできるだけ偏差値の高い大学へ行くために、必死になっているわけです。
でも就職に有利なのは、学校だけではありません。学部・学科も就職に有利・不利なあるのです。
今回は大学受験の志望校選びで重要な学部・学科選びについて、就職に有利な学部・学科はどこかをいろいろ調べてみました。
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就職に有利な学部・学科を選ぶべき? 自分の興味を優先すべき?
大学入試の学部・学科選びで悩んでいる人は多いと思います。自分の本当に勉強したいことが分かっていれば、それほど悩むこともないでしょうが多くの受験生はその“興味”がわからないという人も多いですよね。
また何となく勉強したいことはあるけど、その学部や学科は就職に有利ではないのでちょっと躊躇しているという人もいるでしょう。
実際就職に有利だと思い実際に入学をしてみたものの、勉強が楽しくなく後悔しているという人も少なくないようです。
好きなことを勉強するか、就職を優先するかは難しい選択ですね。理想をいえば好きなことと就職に有利な学部が一致していれば一番良いのですがね。
受験生の多くは自分の勉強したい分野がわからないという人も多いと思うので、まずは就職に有利な学部を把握するのも良いでしょう。そのうえで自分の興味が湧いてくる学部や学科があれば良いことですからね。
就職に有利な学部・学科 文系ならどこ?
文系の場合、一般的には就職に有利な学部は経済学部、逆に就職に不利な学部は文学部なんてことが言われます。ただ実際のところ企業の人事担当は文系ではそれほど学部・学科に重きを置いていないと思われます。つまりたいして文系の場合、学部・学科は就職に関してはあまり有利・不利もないとうこと。
一般企業に勤めるなら、経済学より経営学や商学のほうが役立つことが多い面があります。また最近ではコンプライアンス(法令順守)が重要ですので、法学部も役立つ知識が多いでしょう。
経済学は逆に理論が主なので実際の仕事にはあまり役立たないという意見も多いです。
だからといって人事担当があまり気にしていない以上、それほど有利・不利はありません。ただ経済学は数学的な素養も必要なので、就職試験の際のSPIでは有利になるかもしれません。
また民間企業への就職も考えているけど、公務員への道も考えているような人は経済学部や法学部が有利といえるでしょう。なぜなら公務員試験の科目では法律や数的処理などがあり、学校の勉強と試験科目が一致するので効率が良いからです。
いずれにしろ文系の場合は、それほど就職に有利・不利はないと思ってください。それよりも自分の興味を優先させるほうが今後の人生を考えるとずっと有益です。
就職で必要な実学は別に勉強するという方法もありますからね。
就職に有利な学部・学科 理系ならどこ?
理系の場合文系とはちょっと事情が異なります。特に理系の専門職への就職を目指すような場合は、就職に直結する場合があります。
一般的に言われているのは、“工学部はつぶしがきくので就職に有利”ということです。だから工学部>理学部>農学部という順に就職の有利さがあるなんていわれています。
また医学部はもちろん薬学部は、医療関係に従事したり薬剤師になるなら当然必要になってくるので、そこへ目指す場合はどうしても必要になってくるのでちょっと別格に考えるべき学部や学科といえるでしょう。
学部だけでなく学科も重要になってくるでしょう。一般的に有利といわれる工学部でもいろんな学科があります。どんなところに就職するかによっても、その有利・不利も異なりますので一概にはいえません。
結局一般的に言われているのは、どんな業界でもつぶしがききやすいという感じで就職の有利・不利が語られいるので、明確にどの業界に就職したいという目標があるなら、その業界に有利で役立つ学部・学科を選ぶべきでしょう。
最近では倫理的思考能力がより問われるようになってきました。数学的な論理がより重要になってきていることを考えると、理系自体が一般的にはより就職は有利ではないかといえます。