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東京の介護施設が限界になる前に考える 人気の地方移住先

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今後10年間で東京圏の高齢者が急増し医療・介護の施設や人材の不足が深刻化するとの予測があります。

 

予測結果を踏まえて、受け入れ余力のある地方へ高齢者の移住を促進することを政府は推進しています。

 

このような状況もさることがながら、最近の物価高で東京圏が高齢者や貧困世帯にとって住みにくくなっているのも事実。

 

現在でも住みにくくなる東京から住みやすい地方へ移住する人は年々増加しています。

また、従来は「地方は仕事がない」ため、なかなか移住に踏み込めない人も多かったはず。

 

しかし、多くの訪日外国人が訪れることになり、地方の仕事が急激に増えました。

青森、沖縄、高知などでは有効求人倍率が過去最高を記録。

 

www.nikkei.com

 

今後地方への高齢者の移住が本格的に進めば介護や医療に関する求人も増え、ますます労働市場が活況するかもしれません。

 

今回は予想される東京の介護施設が限界になる前に考えてみる地方移住。人気の地方移住先をまとめてみました。

 

 

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人気の地方移住先は都市部から近い場所

 

現在人気になっている地方移住先は都市部から近いというのが選ばれる理由の日筒になっています。住み慣れた都市部からちょっとでも近くがやっぱり人気です。

都市部の近隣であれば田舎暮らしと都会暮らしを両方味わえるのも魅力ですからね。

 

 

2014年のNPO「ふるさと回帰支援センター」発表した都道府県ランキングによると、

 

1位 山梨県

2位 長野県

3位 岡山県

4位 福島県

5位 新潟県

6位 熊本県

7位 静岡県

8位 島根県

9位 富山県

10位 香川県

 

となっています。いづれの都道府県も比較的都市部から近いところが選ばれていて、都市部から離れすぎてはいませんね。

 

thepage.jp

 

千葉房総、伊豆、軽井沢などは以前から東京圏の在住者の移住先として人気があります。これらのエリアが選ばれる理由に

 

・のどかな田舎暮らしを満喫できる

 

・電車や車を使えば東京圏へ気軽に行ける

 

などがあります。

 

豊かな自然に囲まれながら都市の便利さも手に入れる。

 

とても贅沢な生活スタイルですね。

 

 

2015年版 住みたい田舎ベストランキング

 

 

田舎暮らしの本 2015年 02月号 [雑誌]

田舎暮らしの本 2015年 02月号 [雑誌]

 

 

 

田舎暮らしを考える人たちから人気を誇る宝島が発行する雑誌「田舎暮らしの本」の2月号で2015年版 住みたい田舎ベストランキングが特集されています。

 

記事によると人気の移住先は、

 

≪総合ランキング1位~5位≫
第1位 大田市島根県
第2位 鳥取市鳥取県
第3位 豊後高田市大分県
第3位 薩摩川内市鹿児島県
第5位 武雄市佐賀県

部門別ランキング≫
◆子育て世代にぴったりな田舎
第1位 伊那市(長野県)
◆シニア世代が暮らしやすい田舎
第1位 武雄市佐賀県
◆週末に通える田舎
第1位 館山市(千葉県)

 

 

となっています。

 

ちなみに同雑誌が発表した2014年の結果は、

 

 

いなか暮らしの本 2014年 02月号 [雑誌]

いなか暮らしの本 2014年 02月号 [雑誌]

 

 

 

総合ランキング1位~5位

第1位:宇佐市大分県
第2位:武雄市佐賀県
第3位:竹田市大分県)、豊後高田市大分県
第5位:倉吉市鳥取県)、大町市(長野県)、郡上市岐阜県


<定年後暮らしが充実な田舎>
第1位:郡上市岐阜県
第2位:竹田市大分県

<子育て世代にぴったりな田舎>
第1位:宇佐市大分県)、桐生市群馬県)、七尾市(石川県)、郡上市岐阜県)、綾部市京都府)、邑南町(島根県)、高梁市岡山県

 

になっています。

 

2年とも連続で選ばれている常連の街など様々な街が選ばれています。

 

政府が今後推進する高齢者の移住。人から言われると人はなかなか動かないものです。

自分の意志で進んで行くとなると案外踏み込めるものです。まずはこれらの街がなぜ移住先として人気があるのか探ってみるのもいいでしょう。

 

そうすれば、「けっこう田舎暮らしっていいね」と政府に言われるまでもなく地方へ移住していく気持ちが沸いてくるかもしれませんよ。