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韓国のMERS(マーズ) 旅行者が心配する感染症の実態は?

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韓国で流行の兆しを見せているMERS(マーズ) コロナウィルス。

 

死者は2015年6月7日の時点で5人。感染者は64人。

 

今後これらの数字がどう変化するのか韓国を旅行する予定の方など訪韓する人は心配ですよね。

 

今回はこのMERS(マーズ) コロナウィルスについてまとめてみました。

 

 

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MERS(マーズ)とは

 

MERS(マーズ)は、2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症です。

マーズコロナウイルスという新型のコロナウイルスによって起こる重症肺炎がその特徴です。

 

中東呼吸器症候群という名称は、MERS(マーズ)がサウジアラビアUAE、ヨルダンなどの中東地域から発生が見られたことから名づけられました。

 

致死率ははこれまでのところ約35%。

 

高い致死率が特徴で、韓国でも高齢者の方がすでに5人も死亡をしています。

 

症状は咳・息切れ・呼吸困難など呼吸器系の障害や、・発熱・下痢などの消化器系の障害が主なもの。

人によっては腎不全などを発症するケースも見られます

 

潜伏期間は9日~12日と比較的長く、感染力はインフルエンザと比べるとはるかに低いのが特徴です。

 

なお、MERS(マーズ)と似たものでSARS(サーズ)がかつて香港で大流行をして社会問題になったが、MERS(マーズ)とSARS(サーズ)は全く違うコロナウィルスです。

 

 

 MERS(マーズ)の感染経路は?

 

 

MERSコロナウイルスの感染経路は、発見が2012年とまだ浅いためか、明らかになっていません。

 

感染経路が疑われるものとして、ラクダからの感染があります。

 

これはラクダに接触した後に発症が見られたからです。まだなんとも言えませんね、現時点ではラクダかもしれないしラクダじゃないかもしれない。

 

 

呼吸器からウィルスが検出されたことから、飛沫感染が疑われています。ただこれもはっきりはしません。

 

感染力は弱いと考えられ人から人への感染は限定的と考えれています。ただ、韓国では最初に感染した患者から感染したのではなく、

 

最初の患者から感染した人からさらに別の人に感染したといういわゆる3次感染が確認されています。ですから人から人への感染も決して油断はできない状況にあると考えられます。

 

 

 

MERS(マーズ)の予防は?

 

MERS(マーズ)自体がまだまだ未知数なものなので、今現在完全な予防というのはありません。

 

ただ、すでに述べたように飛沫感染の疑いがある以上、予防としてはそこに注意することが大事です。

 

つまり、咳やくしゃみなどから感染する可能性があるので、通常のインフルエンザの予防と同様、マスクや手洗い、うがいが有効な予防だと一応考えらています。

 

隣国の騒ぎに不安になりますよね。特に旅行やビジネスで訪韓の予定がある方は。

 

とりあえず今できることは、予防をすることしかありません。韓国に行かなくても多くの韓国人が日本へ訪れるわけですから感染の可能性があるわけですから。