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春秋航空ついに名古屋にも就航! LCCで行ける中国の都市

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春秋航空が名古屋の中部国際空港にも就航することが発表されました。

 

春秋航空は6月末に中部国際空港と上海を結ぶ新たな路線を開設。増大する訪日中国人観光客の需要に対応するために関西国際空港発着便をはじめ増便ラッシュが続いています。

 

春秋航空LCC(格安航空会社)ですが、名古屋ではお馴染の上海だけでなく合肥、ハルピン、石家荘経由フフホト路線を開設する予定です。

 

合肥

ハルピン

石家荘

フフホト

 

中国通の人ならこれらの都市はわかるでしょうが、一般の日本人にとってはあまり馴染みがないでしょうか。

 

 

LCC春秋航空の就航により、現在中国の様々な都市へ格安で行くことができるようになりました。

 

中国へ安く旅行を考えている人や、ビジネスで中国に行くが経費をできるだけ節約したいと考えている企業の人へLCCで行ける中国の都市をまとめてみました。

 

 

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春秋航空ってどんな航空会社?

 

春秋航空は中国上海が本社のLCC(格安航空会社)です。

正式名は、春秋航空公司 (SPRING AIRLINES CO.,LTD. )で、上海にある虹橋国際空港(中国国内線)と浦東国際空港(国際線中心で一部中国国内線)が主な拠点です。

 

上海以外では石家荘正定国際空港や瀋陽桃仙国際空港 を拠点空港としています。

 

その春秋航空が2015年3月、同社初の海外拠点として関西国際空港に多くの路線を開設することを発表しました。

 

現在では関西国際空港を始め、茨城、高松、佐賀からそれぞれ上海を結ぶ路線があります。

 

春秋航空の特徴は、とにかく安い!

 

キャンペーンを利用すると、高い国際線空港使用料を含めても中国への国際線が安いなんてこともあるぐらいです。

 

使用する飛行機はエアバスA320-200型機のみ

 

3人掛けでお世辞にも乗り心地が良いとはいえませんが、短いフライトなら我慢ができるでしょう。

 

機内では、名物「春秋体操」というストレッチを客室乗務員が行います。ストレッチを見様見真似で行う姿は春秋航空らしい光景です。

ちなみにこのストレッチは、エコノミー症候群予防の意味があるようです。

 

機内サービスはLCCらしく有料。機内食や飲み物はお金を払って購入することになります。日本のLCCと比べると機内販売の食事や飲み物は安いので購入しやすい。

 

乗客のほとんどは中国人。日本語や英語は通じないと考えて乗りましょう。機内販売ぐらいしか話すことがないのでそれほど不便を感じないと思う。

機内は中国国内同様話声などでうるさい。機内は中国国内の列車などとは違い清潔で清掃は行き届いてる。

 

飛行機の遅延は他のLCC同様頻発する。LCCは時間の制約がある人には向かないので余裕がある旅程を組むのが良いでしょう。

 

なお日本では春秋航空日本が就航しており、成田国際空港を拠点に国内線に参入しています。

 

関西国際空港から春秋航空で行ける中国の都市

 

2015年6月6日現在関西国際空港から春秋航空で行ける中国の都市は、

 

・上海(1日2便)

重慶(週3便 月・水・土)

・天津(週4便 火・木・金・日)

武漢 (週4便 火・木・金・日)
・青島 (週3便 月・水・土)
・蘭州 (1日1便(上海/浦東経由))
成都 (週4便 火・木・金・日)
鄭州 (週4便 火・木・金・日)
西安(週3便 月・水・土)

泉州 - 大阪/関西(週3便 月・水・土)

 

これだけあります。全部で10都市。

 

蘭州、西安成都などけっこう遠くの都市まで網羅しています。

 

 

春秋航空の今後の就航予定都市

 

春秋航空が予定している今後の就航都市は、冒頭で紹介した名古屋中部国際空港からの2015年6月就航開始予定の

 

合肥(週3便 曜日未定)

ハルピン(週3便 曜日未定)

石家荘(週4便 曜日未定)

フフホト(週4便 曜日未定/石家庄経由)

 

関西国際空港からは2015年7月就航開始予定の

 

大連(週3便 曜日未定)

 

就航予定都市は以上5都市です。すでに就航している10都市と合わせて15都市とかなりの数に上ります。

 

春秋航空は中国国内線にも参入しており、中国国内線に乗り継げばさらに多くの都市に行くことができ中国国内のかなりの部分を網羅している。

 

 

日本からの春秋航空就航都市の紹介

 

最後に日本から春秋航空が就航する都市(就航予定を含む)を簡単に紹介します。たくさんの中国の有名な観光スポットが近くにあったり、ビジネス都市も含まれていますね。

 

 

上海 

 世界有数のビジネス都市。また中国国内の交通の要衝で空路や陸路鉄道やバスを使って様々な都市へアクセスできる。

 

上海の主な観光スポット

外灘、豫園、上海新天地魯迅公園、東方明珠電視塔、上海環球金融中心など。

 

重慶

北京、上海、広州、深センに次ぐ第5番目大都市で内陸部のビジネス都市。

 

重慶の主な観光スポット

長江三峡、大足石刻(世界遺産)、武隆天坑(世界遺産)、重慶朝天門、磁器口など。

 

天津

 成長著しい都市で日本との旅客船が就航する港湾都市

北京とは高速鉄道でわずか30分。北京への観光のゲートウェイとしても便利。


天津の主な観光スポット

天塔、古文化街、天后宮、解放北路、周恩来紀念館など。

 

 

武漢

 湖北省の東部に位置する市で、湖北省省都です。


武漢の主な観光スポット

黄鶴楼、湖北省博物館、辛亥革命博物館、三国赤壁古戦場など。

 

 

青島 おすすめ!

 中国山東省にある港湾都市でありリゾート地。青島ビールで有名。


青島の主な観光スポット

青島桟橋、小魚山公園、天后宮、天主教堂、青島テレビ塔、中国海軍博物館など。

 

 

蘭州

 甘粛省省都シルクロードの観光の拠点としても便利な都市。回族などイスラム教住民も多くシルクロードの要衝の雰囲気がある。蘭州牛肉麺は中国国内でも有名な名物料理。


蘭州の主な観光スポット

白塔山公園、甘粛省博物館、五泉山公園、中山橋など。

 

 

成都 おすすめ!

 四川省省都三国志の時代の蜀の都。四川料理は中国のメジャーな料理で唐辛子を使った辛さが特徴。四川省に点在する有名観光地の拠点として人気の都市。パンダも観光の目玉。


成都の主な観光スポット

成都パンダ繁育研究基地、武侯祠博物館、武侯祠、杜甫草堂、都江堰、四川ジャイアントパンダ保護区群など。

他周辺には九寨溝黄龍風景区峨眉山楽山大仏などの世界遺産がある。

 

 

西安 おすすめ!

 陝西省省都でかつての唐など中国諸王朝の都となった長安。古都で多くの観光地があるので世界中から多くの観光客が訪れます。


西安の主な観光スポット

兵馬俑(世界遺産)、華清池、秦始皇帝陵(世界遺産)、陝西省歴史博物館、明代城壁、大雁塔、鐘楼、華山など他多数。

 

 

鄭州

河南省省都。殷の時代より3500年という古い歴史がある都市。

 


鄭州の主な観光スポット

安陽殷墟、中岳廟、河南博物院、少林寺、塔林、嵩山(世界遺産)など。

 

 

泉州

 福建省にある都市。海上交易の要衝として古くから栄え、マルコ・ポーロがこの都市の繁栄を記述したことは有名です。


泉州の主な観光スポット

蔡氏古民居建築群、泉州海上交通史博物館、老君岩、開元寺など。