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日本人初の100m9秒台なるか? 10秒の壁を破るのは誰?

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陸上競技の華男子100メートル。この100mの10秒台の壁を破るため、何人もの日本人アスリートが挑戦をし、跳ね返されました。

 

10秒の壁を破るのはいったい誰? いつ達成できるのか?

 

100メートル夢の9秒台について考えてみます。

 

 

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先を越されたアジア人初の9秒台

 

2015年日本時間5月31日(現地時間では5月30日)についにアジア黄色人種としては初の100m9秒台を中国の選手が達成しました。

 

達成したのは、中国の蘇炳添。

 

米国のダイヤモンドリーグ第3戦で追い風1.5メートルが吹く中、蘇炳添は9.99のタイムをたたき出し、3位になりました。

 

レース自体もあのタイソン・ゲイが9秒88の0・11秒差で僅差で優勝。

 

黄色人種がオリンピック男子陸上競技の華である100mの表彰台を飾るのも夢ではなくなるかも、そんな期待をしていまいますね。

 

 

幾多の日本人選手が挑んだ9秒台

 

 

日本人選手が9秒台をつかみかけた時がかつてありました。

 

記憶に新しい2013年当時まだ高校生の桐生祥秀が10秒01のタイムをたたき出しました。

 

若い高校生の桐生が9秒台目前のタイムを出したことにより、マスコミの報道熱は加熱。桐生は時のスターとなり、大学生となった今も9秒台への挑戦を続けています。

 

桐生は2015年3月には追い風参考記録ながら9秒87をマーク。9秒台達成も目前と周囲も期待を抱いています。

 

日本記録は1998年に伊東浩司が出した10秒00。9秒台目前でしたね。

 

なかなか出せそうで出せない日本人初の9秒台が続いています。

 

 

条件が揃いそろそろ日本人も達成か?

 

かつてはあのカール・ルイスでさえ難しかった100m9秒台。ただ、最近ではアメリカの黒人選手をはじめ多くの選手が100mの壁を破ってきました。

 

その理由に以下のようなことが指摘されています。

 

 

・シューズがハイテクにより改良

 

現在のハイテクで軽量化、反発力、弾力性を重視した陸上選手のためのシューズが開発されています。

 

各メーカーも自分たちの技術力を世に知らしめるため開発競争を繰り広げています。

 

・全天候型のトラック

 

かつてはアンツーカーを採用した陸上トラックが1968年ぐらいからはウレタン素材を採用。

 

ウレタン素材は、アンツーカーと比較して記録が2%向上したと言われています。

 

 

1991年の世界陸上競技選手権の東京大会では、国立競技場で硬度60度のウレタンが使用、決勝に進出した8人の中実に6人の選手が自己記録を更新し、9秒台をたたき出しました。

 

これらの2つ以外にも練習方法の科学化、選手のメンタルやメディカルの支援も向上しているのも夢の9秒台を達成するためのサポートになっているでしょう。

 

さらに中国選手に先を越された9秒台。

 

これはアジア人、黄色人種でも9秒台を出せるんだという自信とともに、

アジアの陸上界のトップに君臨し続けた日本勢のライバル心にも火をつけたに違いありません。

 

このため日本人初の9秒台もそんなに遠くない未来に達成するのではないかという期待を抱かせてくれます。